高知県を代表する名物といえば、数多く思い浮かびます。たとえば坂本龍馬、よさこい、土佐犬などです。今回ご紹介する「カツオ」も、高知県を代表する魚として知られています。
栄養たっぷりなカツオは、ダイエットや健康にいいと知っていますか?
当記事では、高知県のおいしいカツオについてまとめました。
高知県はカツオの消費量が日本一!
総務省の家計調査によると、1世帯あたりカツオ消費量の全国平均は973gだとわかりました。もっともカツオを消費している県は高知県で4,509gです。数字を見ただけで、高知県民は日頃からカツオを口にしているとわかりますね!
※ちなみにカツオは、昭和63年6月21日に「高知県の魚」に指定されています。
あなたは知っている?カツオにふくまれる栄養の種類
ここでは、カツオにふくまれる栄養の種類をまとめました。
疲れた体を元気に!ビタミンB
外出を自粛せざるをえない昨今では、ほとんど家で過ごしている人が多いのではないでしょうか。
何日も自宅から1歩も出ずに仕事をしたり、座った状態のままで過ごしていたりすると、体のあちこちに疲れを感じませんか?筆者はデスクワークの疲れが背中や肩に出やすいです。
「最近、疲れがたまっているかも」と思う人にこそ食べて欲しいのがカツオ。疲労回復効果が期待できる、ビタミン Bが豊富にふくまれています。
筋肉をいたわる成分 必須アミノ酸や高タンパク
カツオを食べると、体にタンパク質を取りいれられます。ほかにも必須アミノ酸がふくまれているのです。
この成分は、筋肉のエネルギー代謝と深い関わりがあります。アミノ酸にはいくつか種類がありますが、必須アミノ酸は体内で生成されません。そのため、食べ物から吸収する必要があります。
意外な事実!?カツオの豆知識集
知っているようで知らない、カツオの豆知識をいくつかご紹介します。
高知県のカツオ漁は1本釣りがほとんど
高知県の公式ホームページによると、高知県のカツオ漁は1本釣りがほとんどを占めています。毎年2月から3月ごろに太平洋へ出漁し、およそ10カ月のあいだカツオの群れを追いかけながら漁を続けるのだとか。
包丁や手で叩いて作るから「カツオのたたき」
高知県では、カツオのたたきをポン酢ではなく塩でいただくことが多いです。トッピングにスライスした生のニンニクをのせて食べると、よりいっそうおいしくいただけます。
ところでなぜ「カツオのたたき」と呼ばれているのでしょうか。インターネットで調べたところ、名前の由来が判明したためご紹介します。
昔は、塩やタレなどの調味料が高くて少量しか手に入りませんでした。そのため、漁師の家に住むおばあさんたちは、自分の手に塩やタレをすりこんだそうです。その手でカツオを叩いて味をしみこませました。それが「カツオのたたき」の由来と言われています。
まとめ:全国1位の消費量! 高知県でとれる絶品カツオの健康効果や豆知識をチェックしよう
高知の県魚「カツオ」について総括すると、下記のとおりです。
- 総務省の家計調査によると、1世帯あたりカツオ消費量の全国平均は973gなのに対し、高知県は4,509gも消費している。
- カツオには疲れた体を元気にしてくれるビタミンBや、筋肉をいたわる成分必須アミノ酸、タンパク質がふくまれている。
- 包丁や手で叩く(=たたき)から「カツオのたたき」と呼ばれている。
夏の気配が近づいてきています。日によって暑かったり寒かったりするため、体調を崩しやすい時期かもしれません。お疲れ気味の人は、カツオを食べて元気をつけましょう!
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