秋田県の新名物「食用ほおずき」の魅力に迫る!

秋田県

いぶりがっこやきりたんぽなど、美味しいものが満載の秋田県。今回は、そんな秋田県で栽培されている食用ほおずきをご紹介します。

日本では観賞用のイメージが強いですが食用のほおずきは甘みが強く、海外では人気の食べ物です。栄養素や効能などについても、あわせてチェックしてみましょう。

ほおずきって食べられるの?

鮮やかな色と提灯に似た形が可愛らしいほおずきは、実はナスの仲間です。南米やヨーロッパなどでは、古くから食用として栽培されてきました。

食べるのはミニトマトにも似た実の部分で、甘酸っぱい味とトロピカルな風味が特徴です。糖度は13度から16度で、なんとメロンに匹敵するほどの甘さ。分類としては野菜ですが、生食やジャムのほかヨーグルトに入れるなど果物に近い食べ方が主流です。

食用のほおずきは寒暖の差が激しい土地ほど甘みが増すことから、日本の東北地方や中部地方でも栽培が始まっています。特に、秋田県は1998年と国内でも早いうちから食用ほおずきの栽培に着手しました。

食用ほおずきの栄養価は?

食用のほおずきは、味の良さはもちろん栄養価の高さも魅力です。最近は、スーパーフードとしても注目が集まっています。ここでは、特徴的なポイントを3点ピックアップします。

イノシトールの含有量が多い

イノシトールとは、ビタミンBの一種です。体内に脂肪がたまるのを防ぐ効能があり、特に脂肪肝の予防に効果的だといわれています。

このイノシトールの含有量の多さが、食用ほおずきがスーパーフードといわれる理由のひとつです。

さらにイノシトールには、新陳代謝を促して血のめぐりをスムーズにする働きもあります。これによりコレステロール値を減らし、動脈硬化などのリスクが軽減されます。

血行が良くなることで神経機能も活性化するので、仕事や勉強のパフォーマンス向上も期待できますよ。

ビタミンAが豊富

食用のほおずきには、ビタミンAがたっぷり含まれています。体内でビタミンAへと変化するβカロテンも豊富です。

ビタミンAには抗酸化作用があり、細胞の劣化に繋がる活性酸素の働きを抑えます。抗酸化作用によって細胞が健やかに保たれるため、がん予防や生活習慣病の予防が期待できます。

さらに、皮膚や粘膜の調子も整えられるので、アンチエイジングにも効果的。眼精疲労も軽減できるので、パソコンやスマートフォンを見ている時間の長い人はぜひ摂りたい栄養素です。

鉄分が摂れる

鉄分が豊富な点も、食用ほおずきの特徴です。なんと、ゆでたほうれん草と同等かそれ以上の鉄分が含まれています。

ほうれん草は加熱によって鉄分が出ていってしまいますが、生で食べられるほおずきなら食べ物の持つ栄養を丸ごと体に取り入れられますね。

鉄分は血中のヘモグロビン量を増やし、貧血の予防や改善に役立ちます。ビタミンCと一緒に摂ると、より吸収率がアップしますよ。

秋田県のブランドほおずき

美容や健康に良い成分がたっぷり含まれる、食用ほおずき。

日本ではまだ観賞用のものが一般的なので、栽培地のホームページなどをチェックすると安心しておいしく食べられる食用ほおずきが手に入りますよ。ここでは、秋田県でおすすめの食用ほおずきをご紹介します。

恋どろぼう

画像出典:道の駅かみこあに

食用ほおずきの栽培を日本でもいち早くはじめた、秋田県上小阿仁村(かみこあにむら)の「恋どろぼう」。いちど食べたら、恋人をも忘れてしまうくらい虜になるという意味を込めて、この名前が付けられました。

収穫は9月から10月中旬までですが、追熟させることでより甘みが増します。

「恋どろぼう」は地元の道の駅のほか、ネットショップでも手に入ります。初恋の甘酸っぱさを思い出させてくれる栄養満点の食用ほおずきを、ぜひ味わってみてくださいね。

この記事を書いた人 / 藤真唯最新記事
長野県生まれ、三重県在住のフリーライター&動画編集者。
読書とダンス、そして旅行に行っておいしいものを食べることが好き。
1つでも新しい発見があるような記事を目指して、執筆をしています。
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