５５年間連続日本一の和歌山県

梅の収穫量日本一

和歌山県が、１９６５年以来２０１９年まで、５５年連続で日本一となったのが、梅の収穫量。２０１９年の和歌山県内梅収穫量は５万７５００トンでした。

日本人に馴染み深い梅干しですが、暑い夏には、梅干しがいいという話をよく聞きます。

これは、暑くて食欲がないときに、梅に含まれる酸っぱい成分（クエン酸）が唾液の分泌だけでなく、胃液の分泌も促し、食欲を増進させてくれます。また、腸の働きも活発にし、消化吸収の効率を高めてくれるからです。

さらに梅に含まれるクエン酸にはカルシウムの吸収を助ける働きがあります。

小松菜、青魚やチーズなどカルシウムを含む食材と一緒に梅を食べれば、カルシウムの吸収効率がよくなるので、骨密度を気にしている方にもおすすめです。

その他に梅に含まれるポリフェノールやビタミンEには活性酸素の働きを抑制する働きがあり、血管や肌の細胞の老化を防いでくれるので、美容にも良いですね。

しかし、梅干しは塩分が多く摂り過ぎには注意が必要です。

1粒（約20g）
4.4g（塩漬け）調味漬けのものには1.5gの塩分が含まれています。
1.5g（調味漬け）
※文部科学省「食品データベース」より

となっており、1日の食塩摂取量の目標値は男性8g、女性7g（厚生労働省）とされており、日本高血圧学会減塩委員会では1日6g未満が推奨されています。1日1個になりますね。

梅にはさまざまな健康効果があります。一日1粒食べる習慣をもつのもよいでしょう☝

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