突然ですがみなさん、ダイエットや二日酔いに効くスープがあったら飲みたいと思いませんか?
もし本当にそんなスープがあるのなら、筆者は喜んで飲みます。
「まさか魔法のようなスープなどあるわけがない」と思う人がいるかもしれません。
ところがリサーチした結果、沖縄県の伝統料理・かちゅ〜湯を発見しました。
かちゅ〜湯とは何なのか解説するとともに、ダイエットや二日酔いとの関係性もお伝えしていきます!
かちゅ〜湯とは沖縄のお味噌汁のこと!
かちゅ〜湯とは、昔から沖縄県の家庭を中心に愛飲されているお味噌汁のことです。ちなみに、かちゅ〜とはかつおという意味。
作り方はいたってシンプル!おわんに味噌とかつお節をたっぷりとトッピングして、お湯を注げば完成です。
かつお節には人間の健康を保つアミノ酸がたっぷりとふくまれています。ですから二日酔いでダウンしているときに飲めば、たちまち元気になることでしょう。
また食前に飲むとかつお節がお腹にたまるため、満腹感が得られます。その結果ダイエット効果が期待できるのだとか。つい食べ過ぎてしまう人は、かちゅ〜湯を飲んでみるといいかもしれません。
沖縄県はかつお節の消費量がナンバーワン!
総務省が全国の家計調査をしたところ、かつお節の消費量ナンバーワンは沖縄県であると分かりました。
かつお節・けずり節の全国平均は257gなのに対し、沖縄県は1,392g。こうして比べてみると、沖縄県がいかにかつお節を好んで口にしているかが分かります。
かつて、独自の食文化を育んでいた琉球王朝の宮廷料理は“琉球薬膳”とも言える薬膳志向の強いものだったとか。素材のうま味を引き出すことに長けていた彼らは、かつおだしを使った塩分の少ない様々な薬膳料理を考案したと言われています。(引用:ヤマキHP かつお節天国・沖縄)
上記にあるとおり、沖縄県民は太古の昔から味付けにかつお節を用いていたのですね!
3分でできる!かちゅ〜湯の作り方
※画像はイメージです
3分でお手軽に完成するかちゅ〜湯の作り方をご紹介します。
まず味噌汁やスープなどを入れる器にかつお節、みそ、お好みで梅干しを投入。そして熱いお湯を注ぎ、味噌をよくかき混ぜれば……できあがりです!ちなみに湯量はかつお節5〜6gに対し120mlを目安にするとちょうどいい濃さが出ます。(作り方参考:FOODIE)
すぐに作れるだけでなく、1人前あたりのカロリーは122kcalとヘルシーなのも嬉しいポイント。
またアレンジも多彩で、にんにくやたまご、厚けずり節を入れてもおいしいですよ♫
かつおだしが減塩につながる!?研究結果をもとに解説
愛媛県にあるヤマキ株式会社が、2015年に減塩料理におけるかつおだしの研究を行いました。
気になる結果は以下のとおりです。
・吸いものと炊き込みご飯において、通常品と30%減塩+かつおだしを添加したものとでは後者のほうが減塩効果が高い
・出汁を上手に活用すれば塩分摂取量の低減につながると考えている
塩分が少なく、なおかつ素材の旨みを引き立てるかつお節。料理をする際にはぜひとも積極的にかつお節を使用したいものです。
沖縄うまれの体を温めるスープで健康を手にいれよう
沖縄県の伝統的料理・かちゅ〜湯特集でした。
これからの季節はさらに寒くなるため、体が冷えやすくなります。すると風邪をひいたり内臓が不調を起こしたりすることも。そうならないために、かちゅ〜湯で体の内側をあたためましょう!



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