京都の夏の風物詩 鱧
8月3日は鱧の日です。
鱧にことをハミとも呼んだことから、語呂合わせ的に8月3日がハモの日になったそうです。
鱧の旬は、6〜7月、10〜11月。内陸部の京都に、生きたまま運ぶことができた魚が鱧だったため、京都の夏には鱧が欠かせないものとなりました。
また京都の祇園祭の頃が旬の時期のこともあり、祇園祭のことを鱧祭りもいうそう。
生命力が強く、栄養価の高い鱧は昔から大変重宝された魚だったのです。
大注目!鱧に含まれる栄養素
鱧にはビタミンA、カルシウム、ビタミンB2など豊富な栄養素が含まれています。
さらに、DHA、EPA、コンドロイチン酸なども豊富に含んでいるため生活習慣病の予防・美容にも嬉しい効果が期待できます。
コンドロイチン酸
コンドロイチン酸は、若返りの栄養素とも言われ、皮膚の老化を防ぐといわれています。体の軟骨、目の角膜、骨、各臓器、皮膚などに分布して、保水性や弾力性を与えたり、栄養分の消化・吸収・代謝を促進する効果があります。さらに、血中コレステロールを調整することで、骨粗鬆症予防や高血圧、動脈硬化などの予防にも良いとされています。
コラーゲン
コラーゲンはお肌にうるおいとハリを与える成分ですが、鱧の皮に豊富に含まれているコラーゲンにはひときわ高い保湿力があります。有名な美容製品にも鱧のコラーゲンが使用されており美容効果も期待できます。
鱧を楽しむ
鱧と言えば、骨切り。鱧は骨が多いため、骨切りという下処理が必要となります。最近では、スーパーのお魚屋さんにも骨切りされた鱧が並ぶようになりました。骨切りされた鱧は、骨ごと食べることができるためカルシウムも摂取することができます。
ちなみに、プロの料理人は一寸(約3センチ)に25本の切り目を入れる言われています。料理人の腕を感じる素材でもありますね。
鱧料理アレコレ
鱧の湯引き
鱧の天ぷら
鱧の握り
夏の鱧の旬はそろそろ終わりですが、今度は秋の旬に美味しくいただきたいですね!

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