高知の県魚、カツオの魅力

高知県

高知といえば、カツオが有名ですよね。カツオの旬というと、いつを思い浮かべますか?
カツオの旬は、初鰹シーズンの3~5月。ですが、カツオは10~11月のこの時期も戻り鰹として旬を迎えます。

戻り鰹は、えさをたっぷり食べて戻ってくるので初ガツオよりも脂がのっています。脂肪量では、なんと初鰹の10倍もあるとか。今回は、そんな高知の戻り鰹に注目してみましょう!

全国トップクラスのカツオの漁獲量を誇る土佐湾

高知では、カツオの漁獲量が全国トップクラス。県を代表する魚として、昭和63年には県魚に指定されています。

では、なぜ高知といばカツオなのでしょうか?

その理由は、土佐湾にあります。カツオの周遊ルートに土佐湾があり、さらにその漁場は県民の生活にも近いところにあるため、24時間以内にはカツオが水揚げされて市場に回るのです。

カツオは特に鮮度が命。ですから、他県よりもすぐに食べることができ、新鮮で美味しいかつおが堪能できるのです。高知のカツオの消費量は、全国1位で、全国平均の4倍もありいかに親しみある魚であるかが分かります。

血液サラサラで糖尿病知らず!?

ところで、話は変わりますが高知は糖尿病患者が少ない県の1つです。お隣の徳島県が、以前にワーストだったことを見ると、隣の件なのに不思議ですよね。

その理由は、カツオにあるのではないかといわれています。先ほども紹介したように、高知県民は鰹を非常によく消費しています。カツオのたたきを食べる際には、ポン酢が多いですよね。

ポン酢などお酢には、炭水化物による血糖値の上昇をゆるやかにしてくれる作用があります。血糖値を急激に上げないので、糖尿病のリスクを低下させてくれています。

さらにカツオは、EPA(エイコサペンタエン酸)を豊富に含む魚です。EPAには、血液をサラサラにする効果があります。血栓を作りにくくしてくれるため血液サラサラで、糖尿病予防にも効果的ですね。

お酒を呑む人に嬉しいカツオの効果

高知の人は、お酒もよく呑むイメージがありませんか?そのお酒の肴にはもちろん、カツオを。
そこには、肝臓を助けてくれる栄養素が関係しています。

 血合いに多く含まれるタウリン

カツオの血合いの部分には、タウリンが豊富に含まれています。タウリンは、たんぱく質を合成しているアミノ酸の1種。タウリンには、肝臓の解毒能力を強化しアルコールによる肝臓障害の予防効果があるんです!
お酒を呑む人には本当に嬉しい効果ですよね!

肝臓の機能が低下していると、疲れやすかったり不眠といった症状もでてしまいます。
お酒を呑む際や疲れているときは、ぜひカツオを食べたいものですね。

カツオのたたきと刺身

さて、最後にカツオの食べ方に注目してみましょう。やはり、有名なのはカツオのたたき、ですよね。カツオのたたきは、保存技術がない時代に、鮮度が落ちたカツオを食べるために生まれた料理法だといわれています。
カツオなどの魚は、非常にあしの早い魚です。新鮮でなければ、カツオ独特の生臭さもできてしまいます。
そのため、お刺身よりもたたきで食べることが多かったんですよね。

最近では、輸送の技術もアップしたため全国各地で新鮮なカツオのお刺身が食べられるようになりました。
特に、この時期の戻り鰹は脂がのっているため、たたきよりもよりもお刺身で食べるカツオのほうが個人的にはおすすめです。夜の晩酌には、カツオで決まりですね!

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