あなたの家の中、冷蔵庫、食品棚など、いたるところに食品がありませんか?
実は、目の付くところに食べ物が有ると、食べ過ぎの行動連鎖が起きてしまいます。
手の届くところにお菓子がある
↓
空腹ではないのに食べてしまう
↓
落胆しダイエット中断
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そしてリバウンド・・・
あなたはこんな経験はないですか?これではどんどん太ってしまいます…この悪循環をしないためには、食べ物を目に付く場所に置かないことが大切です。
ではなぜ食べ物が目に付く場所にあると食べてしまうのでしょうか?
食べ物が目に入ると食欲が目を覚ます
人間は食べ物を見れば空腹時でなくても食べたくなる習性を持っています。その理由は、人類の歴史の中でほとんど多くが飢餓状態だったため、遺伝子にインプットされているからです。
人間は生命を維持していくために食べる必要があります。そのため食べ物があって目に入ると必ず食欲が目を覚ますのです。
ダイエットではこれを「1次刺激」と呼んでいます。
食べ物を自分の周りから遠ざける
豊かで飽食の時代、どこの家庭でも食べ物は豊富にありまよね。食べ物がありすぎるから食べ過ぎが起きてしまいます。
食物の氾濫が“食べ過ぎ”という食習慣を作っているとすれば、出来るだけ自分の回りから食べ物をと遠ざけることを考えてみるのです。
ではどうすればいいでしょうか?
食べ物を遠ざけるために
まずは、食べ物を遠ざけることを考えてみましょう。
例えば、家の中ではできる限り目に入らない場所に食品を置くこと。目に入らないように片づけておく必要があります。また、スーパーでの買い物で必要なモノだけ買うこと。いろいろあるからといって、ついついアレコレ買いすぎてしましまわないようにしましょう。
調理しなくても簡単に食べられるものを避ける
もう少し具体的に考えてみます。
食べ物の中でも、出来合いの食品を避けること。出来合いのものは目に付いたらすぐに食べることができるので、誘惑に負けてしまいます。
できるだけ、自分達でメニューを考えることが大切です。食材は調理しないと食べれないものを買っておきましょう。調理して食べるというひと手間がかかるため、衝動的に食べてしまうことを避けることができます。
また自分で調理して食べることで、外食や調理された食品よりも油物・砂糖・塩分等を抑えることができ、カロリーも低くすることができます。
食べ物を衝動買いしないこと
買い物の際は、必要なものだけをメモして時間を決めて食後に買い物に出かけるようにしましょう。空腹時に買い物をしてしまうと食べたいものやすぐに食べられる出来合いのものを購入してしまいがちになります。
必要なもの以外は決して衝動買いしないこと。間食になるようなものは元から買わない事にします。食べ物が無ければ食べる事は出来ませんからね。
ビールやジュースはその日飲む分だけ冷すようにしましょう。冷蔵庫に何本も冷えているから、ついついもう一本となってしまいます…
食卓では個食で盛り付けること
食べ物を遠ざけるというのと少し違いますが、他にも大切なことがあります。
食卓では大胆に大皿に盛り付けないで一人分ずつ盛り付けるようにします。大皿からとると好きな分だけお皿に盛ってしまいます。
あらかじめ決められた分量を食べることで食べすぎを防止できます。
食事が終わればすぐ片付ける
食事が終われば少し残っていてもさっさと片付けましょう。
食卓にいつまでも食べ物が残っている状態だとついついつまみ食いをしてしまいがちですからね。すぐに片付けて目の前から食べ物がない状態にすることが大切です。
この様にして、食べ物を目の付くところから遠ざけていくことで、食べ過ぎの行動連鎖を早い段階で断ち切ることができます。
みなさんもぜひ意識してみてくださいね。