肥満の基準は体脂肪の量
ほとんど多くの人たちが、太っている、痩せている、の基準は見た目の状態で決めていると思います。しかし本当は肥満であるとか、肥満でないとか、と言うことについては見た目の状態で決めるのではありません。実は体脂肪の量によってそれを決めているのです。その数値はこうです。
『肥満とは体重に占める脂肪の量が一定数値以上の場合を言います』
成人男性で25%、成人女性で30%を超えると肥満と言うことになります。
相撲の幕内力士は肥満ではない
皆さんも驚きだと思うのですが、相撲取り幕内力士はほとんどが100キログラムを超えていますが、彼らは肥満では無いのです。
以下の数字に示すように、平均的に報告されている体脂肪率から見ると、幕内力士や十両の力士は肥満の基準の25%を超えていいません。筋肉がしっかりついた固太りと言うことになります。
◇ 十枚目(十両):24.5%
◇ 幕下:29.5%
世界的な肥満の基準はBMI
現在世界的に肥満の基準になっているのは、体脂肪率ではなく、身長と体重さえ計れば簡単に計測することのできる基準、ボディ・マス・インデックス(BMI)を使用しています。日本では、BMIが25以上の場合を肥満と判定しています。元々このBMIはスウェーデンのケトレー博士が、フランス兵10万人の身長と体重を測定し、一定の法則を発足しました。それはケトレー指数と呼ばれ人間の体重は身長に比例するという法則でした。
それでは、肥満に関する2つの数字を覚えて見ませんか?
あなたのBMIを計算してみましょう
肥満を測定するのがこの計算式です。
18.5以下を痩せ体質、18.5から25までを正常値、25以上を肥満としています(日本の基準)
あなたの標準体重を計算してみましょう
身長さえわかれば、あなたの標準体重を計算することができます。それが以上の計算式です。
ここで出てきた標準体重は最も病気にかかりにくい体重と言われています。
いちど自分の標準体重を計算してみましょう。
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