「健康寿命日本一」を目指す
「平均寿命」が男女とも全国トップクラス大分県民。しかし、健康上に問題のない状態で日常生活を送る事ができる期間である「健康寿命」は、意外と低い順位になっています。
そこで、大分県ではすべての県民が生涯にわたり、健康で活力ある生活を送ることができるよう「健康寿命日本一」の実現を目標に掲げ様々な取り組みをしています。
10月は「みんなで延ばそう健康寿命」推進月間
推進月間を含む9~11月の3か月間、「健康寿命日本一」推進広報番組や県内各地の健康づくりイベント等の開催を通じ、県民総ぐるみの健康づくりを推進していくとのこと。
健康づくり関連イベントとは
健康づくり関連イベントは大きく3つに分けられています。
1.健康づくり関連 「健康づくり、疾患啓発、お薬相談、健康経営、労働環境」に関する講演会、相談会、簡易検査、展示、キャンペーン、街頭啓発 |
2.栄養・食関連 「栄養改善、減塩(うま塩)、食育、野菜消費拡大、農業体験(植付、収穫等)」に関する講演会、相談会、簡易検査、試食、展示、キャンペーン、街頭啓発 |
3.運動スポーツ関連 「運動、スポーツ、レクリエーション、ウォーキング(散策、オルレ、ノルディック等)」に関する講演会、相談会、競技会、体験会、体力測定、展示、キャンペーン、街頭啓発 |
引用:大分県HP 【お知らせ】「みんなで延ばそう健康寿命」推進月間(健康、食事、運動)
県をあげて、さまざまなイベントを開催しているので興味をあるものに参加するのもいいですね。
健康寿命を延ばす3つの鍵
大分県では、健康寿命を延ばすための推奨項目として3つの鍵を定めています。それは、「減塩-3g」「野菜摂取350g」「歩数+1500歩」の3つ。
1つ目の鍵:減塩ー3g
減塩することで、高血圧の予防、さらには循環器疾患の予防につながります。日本人の食事摂取基準2015によると、男女別「1日の目標量」は、男性:8g未満・女性:7g未満。
しかし大分県では、男性:10.4g・女性:8.8gと基準値よりも多く摂取している結果に。この状況を打破するために、-3gの推奨をしています。
摂りすぎている塩分を減らすためには、やはり料理が大事ですよね。そこで、「うま塩プロジェクト」を立ち上げ、減塩のためのレシピや飲食店での取り組み、啓蒙活動などを行っています。
2つ目の鍵:1日350g摂取
1日に摂りたい野菜の目安量は「350g以上」。
厚生労働省では、21世紀における国民健康づくり運動<健康日本21>で、健康を維持するために必要な野菜の摂取目標量を、成人の場合「1日350g以上」としています。
大分県の成人(1人あたり)の1日野菜摂取量は「男性279.6g」「女性293.2g」だったとのことで、男女とも7割以上の県民は、野菜摂取量が不足していたそうです。
そこで野菜を摂取するために、大分県では農産物「安心おおいた直売所」取組宣言制度を設けています。農産物の安全管理に必要な取組を実践することを各直売所が宣言しており、安心・安全な野菜を販売しています。
また、野菜のレシピなども紹介しており毎日摂取するためのヒントがたくさんあります。
3つ目の鍵:歩数+1500歩
歩いた分だけ、お得に、健康に!ということを掲げ、日常のウォーキングや健診などによって健康ポイントが付与される、「おおいた歩得」というアプリを導入しています。
無理せず楽しみながら生活習慣の改善につながる環境を構築し、県民の皆様の健康寿命延伸、健康状態の改善を目指します。
アプリを使いポイントをためることで、楽しく歩く習慣が身につきますね。こうしたアプリ導入は、大分だけでなく、他の多くの県でも取り入れています。
健康作りは身近なところに
大分県では、このような取り組みを県をあげておこなっています。そのため、健康作りは自分1人だけでなく、地域のみんなで取り組むことができますね。
少し意識することで、自分の健康を保持することができるので、ぜひ大分県の例を見習ってみなさんも健康への取り組みをしてみてください。
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